建築塗装

外壁を触ると白い粉がつく

外壁を触った時に白い粉が手につく症状は「チョーキング現象」と呼ばれ、塗装劣化の初期症状です。塗料には、顔料、樹脂、添加剤の3つの成分に水やシンナーを混ぜ合わせているのですが、紫外線などのダメージが蓄積すると樹脂が劣化し、顔料が表面に浮き出し粉に戻ることでチョーキング現象が起こります。こちらはわかりやすい症状ですので、気が付きましたら一度ご相談ください。

色あせやばらつきなどが気になる

色あせやばらつきが発生している原因としては、塗料が薄くなってきている、もしくは剥がれているといったことが考えられます。塗装を施してから時間が経つことで、雨や風、日光による浸食がおきてしまい、色あせ、ばらつきといった症状が発生します。緊急性の高い症状ではないのですが、塗料の機能は落ちていますので、専門家へのご相談をおすすめします。

カビやコケ等ひどい汚れが目立つ

カビやコケなどが目立つ状態は黄色信号です。塗装が劣化した結果、余分な水分が溜まりやすい状態になり、カビやコケにとって快適な環境が生まれます。そこで何も対策をせず時間が経つことで、カビやコケが目立つほどに発生してしまうのです。これは塗装の機能の中でも、特に重要な防水機能が低下してる証拠です。この状態をさらに放置することで、屋根や外壁から水が侵入し、雨漏りなどの被害が発生する可能性が高まりますので、お早めにご相談ください。

ヒビや割れが発生している

塗装の劣化により防水機能が低下すると、屋根や外壁に余分な水分がたまります。この水分は、夏の暑さで急激に乾燥したり、冬の寒さで凍ったりすることで、屋根や外壁にヒビを発生させる場合があります。そしてヒビを放置し続けることで割れてしまうのです。塗装の劣化以外にも、トラックや強風の振動によりヒビが発生する場合もありますが、いずれにせよヒビや割れがはお住まいの隙間です。そこから水が侵入すればお住まいの耐久性を下げてしまいます。ヒビや割れを発見した際にはすぐにご相談ください。